【9作品紹介!】最近読んだweb小説の感想を語るだけ【カクヨム】

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【9作品紹介!】最近読んだweb小説の感想を語るだけ【カクヨム

 

タイトルにある通り、最近読んだweb小説を9作品紹介。

 

作品が公開されているサイトはいずれもカクヨム、ジャンルはバラバラです。

 

ネタバレは極力ありません。気になった作品は各作品タイトルのリンクからどうぞ

 

※「#RTした人の小説を読みにいく」を通じて読んだ作品も含みます。

 

 

 

おすすめweb小説① 『メルカトルワールド』

 

 

【作品情報】

 

『メルカトルワールド』 作者 ドラ・焼キ

 

【紹介文】

 

整序されたカオスで、彼らは何を選ぶのだろうか。

 

二万年前、かつて鉄と火と言霊の文明が栄えていた地球は、その持ちうる文明すべてを自壊に尽くした。そこかしこに火が満ち、爆炎は星核すら砕いたという。
そこで救世神話を紐解けば、「大神アルゴルはこれを救済した。彼は『地球展開』――星を平らに再形成し、『幻想漏出』――神秘の力・『幻想』をもたらしたかわりに、『災火封印』――あらゆる近代兵器を人類から没収し、最後に人類の存続権を試すべく、この世に『ケモノ』を放った」とある。
そして現在、救世暦20020年、世界は4つの生存地域に小国を一つずつ構えるのみとなった。ほかは、ケモノに占拠され人っ子一人残らない。しかし同時に人類の防衛技術も十分向上し、世界は再び広がりも狭まりもしない停滞の時を迎えていた。

 

感想

 

前々から思っているのだけれど、良い意味で作品から作者の人間性というか、"我"が見えない人だよなぁ──と。

 

人によっては(真相はさておき)結構生活感にじみ出てる人いるじゃないですか(笑)

 

あれはあれで魅力だとも思うんですけど。兎角フィクションとして隙が無い印象。

 

こんな勧め方をすると作者様に怒られそうですが、どのエピソードから読んでも物語に"入る"のそれほど苦にならないんじゃないかなと

 

奇をてらおうとするあまり、すこぶる容貌と内面が乖離してるキャラクターがいるわけでもなし、「誰が敵で誰が味方か全くわからないぜ!」という不安定な状態が続くタイプのお話でもないので(個人的にはここが一番本作の舌を巻くところだと思っている。このキャラデザならそういう"魂"が吹き込まれているのだろうなというお約束をある程度踏襲しつつも隙が無いところ。小説に対する本気度が凄い)。

 

ストック溜まった長編小説の目次を見た途端、「コレをイチから読むのか──」と顔しかめてついつい回れ右しちゃうなんて方は思い切って中ほどから読んでみるのも一興かと。

ぶっちゃけ売れてるマンガとかって前知識ナシで十巻くらいから読んでも面白いじゃないですか。

そういう事ですよ。

 

同作者の他作品はこちら

 

 

おすすめweb小説② 『ライブ・アバーヴ・スカイ』

 

 

【作品情報】

 

『ライブ・アバーヴ・スカイ』 作者 私は柴犬になりたい

 

【紹介文】

 

※視点の切り替えが多いです

 

感想

 

作者はエモエモの実を食べたエモ人間だと思います。これTwitterでも云ったな。

 

堂々と胸にクる、言語化し難いものを「エモ」のひとことで括ってしまうこと自体やや乱暴というか如何せん手抜き感は否めませんが、これほど「エモ」という言葉がバスコーイ当てはまる書き手もそういないでしょうし致し方なし。

毎度毎度目の付けどころがエモいので、多分生きざまがエモいんだと思う。

ヤッタゼ。

 

同作者の他作品はこちら

 

 

おすすめweb小説③ 『フラスコで飼う星の話。』

 

 

【作品情報】

 

『フラスコで飼う星の話。』 作者 五水井ラグ

 

【紹介文】

 

E☆エブリスタでちょっとした賞を頂いた短編を数箇所直したものです。

 

2015年10月2日~10月6日、執筆。
2015年10月、E☆エブリスタ妄想コンテスト準大賞受賞。
2016年1月、厳選「妄想」短編特集掲載。

 

感想

 

冒頭から「読解しなくてもいいタイプのヤツじゃん」と直感したそれ。文字列の上に目を滑らせているだけで何だか楽しい。

 

このタイプの作品最大の強みは、読者の読解力がいかに低かろうと「なんかすげぇモン読んだわ」という印象を残せてしまうところ。

 

とどのつまりがつよつよである(作者心としてはいや細かいところまで読めやというのが本音かもしれないが、正直小説に対する賛辞って「なんかすげぇモン読んだ」で充分過ぎると私は考えている)。

 

徒にweb作家歴が長いだけの人間の戯言としてあまり真に受けないでほしいのだけれど、こういう文章を面に出せる人は兎角勇気がある人だというのが私の解釈。あくまで経験則なのだけれど。 

 

この勇気が足りないと漏れなく「説明しなきゃ症候群」に罹患する模様。

かく云う私がそのタイプである。

 

同作者の他作品についてはこちらのブログでも紹介されています。

 

【講評】五水井ラグ「ストロベリーポップキャンディー。」

 

 

おすすめweb小説④ 『Answer』

 

 

【作品情報】

 

『Answer』 作者 辰井圭斗

 

【紹介文】

 

なし

 

感想

 

詩集や短編集って書店の本棚に似ていると思うのですよ。毎度のごとく妄言なので、適当に聞き(読み)流してくれたらこちらとしても気が楽なのだけれど。

 

たとえば、書店に行ったとき本棚を見て「いや、この本の隣にこの本置くぅ?」みたく思うことってありません? 良くも悪くも。配列にそういう独創性が垣間見えると、親近感湧くと云うか、また足を運びたくなると云うか。

 

短編集や詩集に対しても似たようなことが云えて、「ああ、次そういう感じでくるの?」みたいな。お手軽に不意をうたれるって楽しいですよね(我ながら中々のパワーワード)。

 

あとこれはあまり共感してもらえないかもしれないのだけれど、この本が入っていることでこの棚が映える──っていう感覚わかりません? 

 

もっとわかりやすそうなところで云うなら「この作品が収録されていることで文集全体が引き締まる」みたいな、読み手ごとにそういう知った風な口叩きやすい空白の多さも短編集や詩集の魅力だと思う。あんまりオープンにすると嫌われそうだから、自重するけども(笑)

詩って一瞬一瞬を大事にしている人というより、一瞬一瞬を大事にし過ぎている人が書くものみたいな印象があって、読んでいると何だか危うい気持ちになることがままあるのだけれど、何かを削って生み出している人はカッコいいと思う。

 

同作者の他作品はこちら

 

 

おすすめweb小説⑤ 『虚空の寄る辺』

 

 

【作品情報】

 

『虚空の寄る辺』 作者 畦道伊椀

 

【紹介文】

 

『助けたら、助けてもらえる世界』を夢見る少年、直弼レンジは、この世ならざるものを使役する方術、《響法》を生業としていたが、食い詰めて、協会を介さずに、某地方市在所の響法結社《吾妻桜花》から『闇営業』を受注した。 
引き受けたのは、地上げ。散失して久しい某地所の霊的所有権の現所有者を調べ上げ、その権利を《吾妻桜花》に譲り渡すよう按配する。
相棒の響法師、秋月マイカと共に地所に赴いたが、調査を始めた早々、そこに建つ学校共々、その地所が何者かの手によって呪われていることが明らかになる。どうやら依頼主である吾妻桜花も無関係とは知れず、協会による保障のない身分での闇営業は、何ら企みに巻き込まれないとも限らなかった。
陰謀から逃れるために、依頼を切り上げることも出来たが、どうやら呪いの渦中には、そこで友達になった学生、《原田アオイ》もいるらしい。
『助ける決意をした少女』原田アオイを学生共々見捨てて、呪いから逃げるか、その企てに踏み入るか。

 

感想

 

全体的なこなれ感がすごい。第4話の情景描写を「キャハハと、黄色い笑い声。」のみに留めるあたりとか。演出として所謂"文字の壁"(意図的に改行を少なくする。商業作家だと嶽本野ばらさんとかがそう)を用いている方だとは思うのですが、個人的に「ここの密度を高めるのか」と意外に思わされる箇所もあり

 

その辺りの感性の違いを比較するのが面白かったです。

 

タグに「ライトノベル」とある通り、設計は基本親切──第2話『いつもの学校』レオとアキが小さい頃から一緒だったり、ふたりの高校生活がいつから始まったのかといった情報を会話のやりとりのみで読み手に示唆するあたり。とてもライトノベルらしい──なのだけれど、あらすじから恐らく物語の主人公となるのであろう「『助けたら、助けてもらえる世界』を夢見る少年、直弼レンジ」が第5話からようやっと登場するなど少々トリッキー過ぎやしないかと感じる点も。

 

作品紹介文を熟読してやって来た読み手は、むしろ混乱する可能性が微レ存(死語)。

 

散見される「むごいほど」という強調表現が印象的。多分お気に入りの云い回しなのだろうなぁ──とにやにやしながら読ませていただきました。こういうのを持っている書き手は好きです。

 

 

おすすめweb小説⑥ 『ハッピーハッピーバースデー』

 

 

【作品情報】

 

『ハッピーハッピーバースデー』 作者 りう

 

【紹介文】

 

アルバイトを終えた私の携帯電話には、5件の留守番電話メッセージが残されていた。
その時、私は道端に落ちていた姉のキーホルダーを発見する。
不審に感じた私は姉に電話をかけるが、繋がらない。

 

留守番電話を一つずつ聞くごとに、私を、私たちを脅かすものの正体が明らかになっていく。

 

感想

 

web小説が巧い。その一言に尽きると思います。

 

──これで締めくくってしまうと流石に手抜きだと思われそうなので、少々加筆。各回の引きが巧いので、最後まで読ませることにとても長けた作品だと思います。

 

「先が気になるので続きを読みたい!」というよりは「先は大体読めるけどテンポの良さでついつい続きを押してしまう」という印象。これもまたweb小説界隈では重要なテクニックの一つだよなぁと(実際『新着 20:31 お姉ちゃん』の「火薬が弾けるような乾いた音」から先の展開を予測するなという方が困難である)。

 

なので、web小説が巧い。それに尽きます。

 

 

おすすめweb小説⑦ 『奴隷屋の日常』

 

 

【作品情報】

 

『奴隷屋の日常』 作者 坂牧 祀

 

【紹介文】

 

黒い髪に青い目の青年、シリウス

 

彼は戦争によって故郷と家族を失い、拳銃屋と名乗る男性と共に、見知らぬ地であるカレスティア大陸に辿り着いた。

 

その後長い時間を経て出会う、従者兼相棒となる青年。そして、『身内』と呼べる者たち。

 

奴隷屋、萬屋、薬屋、拳銃屋。

 

彼らの毎日に、特別人に話せるような驚きや興奮はない。けれど自分たちと『身内』で成り立つ日々は、なにものにも代えがたい“良薬”だった。

 

感想

 

冒頭「いつも涼やかな音で来客を知らせてくれるドアベル。きちんと清掃が行き届いた店内。~」と続いたときは、これといった理由もないのにとりあえず情景を説明してくるあのタイプかと一瞬身構えてしまったが、続くエピソード「店主と従業員①」で上記のそれが他の奴隷屋にはない『清潔さ』を際立たせる描写──つまりは物語にとって必要な表現であるとわかり、「私が早計でした。すみませんでしたっ!」などと二礼二拍手一礼しました

 

淡々とした文体が中高生の頃に読んでいた時雨沢恵一作品を彷彿とさせます。こと読みやすさという点にフォーカスすると、今回「#RTした人の小説を読みにいく」で集まった作品の中でも随一ではあるまいか。

 

残酷と云えば残酷なのだけれど、下品な残酷さではないところに作者のこだわりを感じます。

 

 

おすすめweb小説⑧ 『永遠の箒星(とわ の ほうきぼし) ― star witch’s story ―』

 

 

【作品情報】

 

『永遠の箒星(とわ の ほうきぼし) ― star witch’s story ―』 作者 破魔 恭行

 

【紹介文】

 

「きっと見つかるよ。お願い事を叶えるのがわたしのお仕事だもん」
星の魔女――それは願いを叶えるもの。

 

‘蒼星’――彼女たちがそう呼ぶ太陽系に輝く青き惑星、地球。
そこに配属された一人の新人『星の魔女』シホ。
人々の願いを叶え、輝石を集める――その使命を果たすべく、彼女は仲間と共に願いを喰らう獣‘クーヴァ’と戦いながら任務をこなしていく。
そんなある日、シホは謎の獣人と遭遇する。シホの母の名を知る‘それ’は意味深な言葉を残し闇の中へと消えていった。
やがて――この出会いは星の魔女たちの運命を大きく変える事態へと発展する。
彼女たちが願いの先に見るものは希望か、あるいは――

 

感想

 

ターゲットとしている読者層が明確に見える一方幅広いので、読んでいて安心感があります。「箒」と「法器」という文字通りの洒落っ気や、切なく儚く消える流れ星の輝きを「刹那く」儚くと記すなどちょっとしたところに感性がひかる。

 

宇宙の描写についてもただきれいな表現を用いるのではなく「コーヒーゼリーに垂らされたクリームみたい」「真っ白な雲が手に届きそう」など、きちんとシホの目を介している気づかいがこまやか

 

「★第一章★ 星の魔女(3)」のラストに控えるストレートなオノマトペも、物語全体がかもし出す雰囲気からとらえると作品そのものの茶目っ気であるような気がします。

 

 

おすすめweb小説⑨ 『EgoiStars:RⅠ』

 

 

【作品情報】

 

『EgoiStars:RⅠ』 作者 紅城楽弟

 

【紹介文】

 

地球からは見えない遠い銀河の中に輝く恒星・海陽(マリンライト)。

 

12の惑星が集まる海陽系で1つの時代が終わりを告げる。

 

3000年以上に渡って海陽惑星系の7割近くを統治していた星間連合帝国が崩壊したのだ。

 

――それから78年後。

 

歴史学者のトーマ・タケダは戦争が起きた理由を探していた。

 

悪逆皇帝から自由と平穏を勝ち取った統合軍。
3000年以上続いた帝国が何故自由と平穏を無くしたのか?
その理由こそが彼の考える戦争の引き金である。

 

その謎を解き明かすため、トーマは最後の皇帝ダンジョウ=クロウ・ガウネリンの生涯を辿っていく。

 

愚弟の皇族として生まれながら
多くの人々に慕われる賢帝となり
やがて世界を徹底に管理する暴君となった男

 

彼の生涯にこそ帝国崩壊の秘密が隠されている。

 

巨大な星間連合帝国

 

女性が主権の握るローズマリー共和国

 

世界中に数多くの信徒を持つ神栄教

 

社会の裏で蠢くマフィアや軍需企業

 

陰謀、野心、愛憎、差別、希望、誇り

 

多種多様な人々が様々な感情の中で繰り広げるSF戦記第一章。

 

感想

 

世界設定の緻密さが最大の特徴。「結局、あの戦争のきっかけは何だったのか?」「つまり皇帝が暴君になった理由こそがこの戦争の正体でもあるのだ」という謎とヒントが歴史学者の考察を介して読者に提示される、しずかな立ち上がりが印象的です。B.I.S検査という遺伝子レベルの才能検査と神通力が共存している世界観もユニーク(もっとも前者はこの世界における社会常識である一方、後者は秘匿されるべき異端の力である模様)。

 

一方で、そのキャラクターの背景、このタイミングでこの量を開示する必要あるのかと疑問に思わされる部分もあり──。現在の所属に至った経緯であるとか、後々のキャラクター同士のやりとりなどをとっかかりに少しずつ明らかになってゆくとかでは駄目なのかなと。

 

余談ですが、全体として硬派な印象が漂う世界観の中、「3340年 『双子の皇子 前編』」の末尾にさらりと投じられる「猫耳幼女」という文言にちょっと笑ってしまいました。

 

SF戦記がお好きな方はぜひ。

 

 

さいごに:おすすめweb小説を読む前に 

最後にお決まりの文言で締めくくりたいと思います。
 
おねがい

本体は上記リンク先の「作品」であり、当ブログはあくまでオマケです。

作品を読んでちょっとでも「面白い」と思ったら、ブックマーク・ポイント評価をよろしくお願いします。

それが、書き手の明日の糧につながるかもしれません。

 

ではまた~。

【楽曲】君は君が勝手に君のやりかたで幸せになれる。『君の神様になりたい。』

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【楽曲紹介】

 

『君の神様になりたい。』 作詞・作曲・編曲 カンザキイオリ

 

 

『君の神様になりたい。』

 

自作語りならぬ自分語りで恐縮だが、私は他人に励ましのメッセージを送るのが大の苦手である。

 

口頭ではなく文章の方が、真に伝えたい気持ちを表現できる可能性は高いだろうが、メッセージというのはどうしたって相手の手もとへ届くまでにラグがある。

 

たとえば相手の気の沈みようを十段階で表すとして──相手のゲージがすでに五~六点あたりまで回復しているにもかかわらず、文章の精査に時間を費やしたあまり、一~二点あたりにいる相手を想定したメッセージを送ってしまって、その温度差がのちのち妙な軋轢あつれきを生みやしないかとモヤモヤするのである。

 

そもそも──「励まし」という言葉の響きが、何やら重い。

 

もちろん万人にとって常に重過ぎるということはないが、何やら気の沈みようゲージほぼほぼ零点の相手を無理矢理八~九点近くまで引きずるようなイメージがある。あくまで私のイメージだが。

 

第一特定の誰かを励ましたいなどという思いに突き動かされている時点で、少なからず冷静さは欠いているのだから、善意が暴走するあまりらしくもない言葉ばかりを掻き集めて、返って相手を傷つけかねない──それどころか、結果によっては己の不甲斐なさに自分まで傷つく恐れさえある。

 

励ましの言葉の代わりに

 

だから、そういうとき私は小説を書くことにしている。

 

──何を云っているんだ、コイツは? と云いたい気持ちは、まあわかる。

 

メッセージに代わって、相手に「コレを読んで!」と送るならまだしもただ書いて放置するだけでは──それは、相手が自分の作品を読んでくれること大前提ではないか。読んでくれなかったら、一体どうするつもりなのだ。

 

どうするもこうするも、別にそれでいいと私は思っている。

 

偶々目にした作品から、今の自分に必要な要素だけを集めて、響きこそ若干ドライだが──勝手に回復してくれたらそれでいいと思っている。自作が目に留まらなかったら、目に留まったところでお気に召さなければ、そのときはそのとき。偶々目に入った他の作品が、その役割を果たすに過ぎない。

 

私は、本当の意味で人を生きる方へ向かわせる作品なんてないと思っている。

 

その作品から、あなたの内にある"何か"が今のあなたに必要な"何か"を拾い上げて、あなたが──勝手に回復しただけなのではないか。

 

きっかけを与えたのは間違いなく物語なのだろうが、あなたを生きる方へと向かわせたのは、あなたの内にあるその"何か"なのだと思う。

 

「君は君が勝手に君のやりかたで幸せになれる」

 

さて、私はカンザキイオリ氏の『君の神様になりたい。』がどちゃくそ好きである。

 

どこが好きかと訊かれたら全部。

 

強いてどこか挙げろと云われたら「君は君が勝手に君のやりかたで幸せになれる」という一節が好きだ(ちなみに紹介が原曲のそれでない、歌ってみたである理由は春猿火ちゃんが私の推しであるからに他ならない)。

 

作品は誰かを救う神様にはなれないが、あなたの作品から今の自分の支えとなるものを勝手に抜き出して、勝手に前を向いてゆく誰かはきっといる。

 

そんな夢を見てしまうから、多分明日も明後日も何かしらは書くのだろう。

 

別に──厭々いやいやではないのだけれど。

あなたがクラウドワークスのWEBライター検定3級に合格できる2つの理由

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この記事はこんな方におすすめ
  • クラウドワークスのWEBライター検定について知りたい
  • 合格したら何かメリットがあるの?
  • WEBライター検定の受験を考えているので参考にしたい

 

結論から申し上げますと、本気で合格しようと思えば誰でも合格できます

 

「いや根性論で草」と離脱しないでください。そうとしか云えない理由があるのです。

 

 

WEBライター検定3級とは

 

コンテンツマーケティングのプロ集団である「株式会社グリーゼ」様監修のライティングテストです。事前講義も準備されており、WEBライターとしての基本を改めて学習したうえで、検定に臨めます。無料のマーク式のテストなので、気軽に自分のスキルの証明が可能です。

クラウドワークス公式サイト

 

要するに、合格すればWebライターとして最低限の基礎は押さえていることの証になるわけです。

 

問題は全50問のマーク式。対策として講義動画も用意されています。

あくまでクラウドワークス内でのみ通じる「WEBライター検定」である──というところがミソですかね。

 

WEBライター検定3級は無料でいつでも受験可能!

 

検定はクラウドワークス公式サイトからいつでも受験できます。しかも無料です。

 

合格or不合格の結果もその場ですぐ表示されるので、「合格かな? 不合格かな?」とソワソワする心配もありません(人によってはワクワクかもしれませんが)。

 

ちなみに不合格になると14日間は再受験できません

 

が、裏を返せばペナルティはそれだけ。実質ないようなものですね。

 

ちなみに2級・1級の受験料はこちら
  • 2級:¥10,000(税込)
  • 1級:¥25,000(税込)

 

WEBライター検定2級・1級は記述式とのこと。

 

また受験することがあれば所感等を報告したいと思います。

 

 

WEBライター検定3級に合格するメリット

 

WEBライター検定3級を受験・合格して感じたメリットは以下のふたつです。

 

  1. WEBライター業務の基礎を復習するのに役立つ
  2. プロフィールに合格証が表示される

 

以下、順を追って説明しますね。

 

Webライター業務の基礎を復習するのに役立つ

 

著作権のルールや敬語の正しい使い方、分かりやすい文章を書く上で注意するポイントなど、Webライターとして最低限押さえておきたい基礎の学習・復習に役立ちます。

 

すでにWebライターとして経験を積まれている方からすれば既知の情報がほとんどでしょうが、元より文章を書くのが得意な人ほど感覚に頼ったまま今に至っている──というケースもあり得るので。

 

他者に「説明できる」知識として学び直してみる良い機会ではないでしょうか。

 

プロフィールに合格証が表示される

 

プロフィール画面にこんな感じで合格証が表示されます。

 

 

ぶっちゃけ大分下の方に掲載されるのでわかりづらいです(笑)

 

詳しくは私のプロフィールページ見てもらえたらよくわかるかなと。

 

合格率がやたらと低い件に関してなのですが、これは難易度どうこうというより、無料・いつでも受験できる・不合格でもペナルティほぼ皆無というハードルの低さからぶっつけ本番で挑む人が多いからではないかと。

Webライターあひるさんが書かれた「クラウドワークスのWebライター検定3級とは?メリットと合格のコツ」によると、検定を取得していると他ライターよりクライアントから検索されやすくなるというメリットがあるとのことですが、現状大きな違いは感じていないので。

メリットとして挙げてはおりません。

 

 

受験対策としては講義動画だけで十分

 

肝心の受験対策ですが、正直講義動画を視聴するだけで十分です。

 

中学レベルの文法に不安がある人は、これを機に書籍を買うのもいいかもしれません。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社 e-SHINSHO) | 古賀史健 | 趣味・実用 | Kindleストア | Amazon

 

が、検定に合格するだけなら「講義動画を観ていてわからない単語が出てきた➡ググる」の流れで十分ではないか──というのが正直な感想です。

 

試験では、講義動画を観ていないと答えに窮するタイプの問題も出題されます(それは主観によるんじゃないのみたいなね?)。Webライターとしてすでに自信があるという方も一通り観ておいて損はないかと。

 

講義動画は下記リンク先の「事前に講義動画を見る」から視聴できます(恐らくはクラウドワークス登録者限定公開)。

クラウドワークス公式WEBライター検定3級

 

 

あなたがWEBライター検定3級に合格できる2つの理由

 

いよいよ本題です。誰でもWEBライター検定3級に合格できる2つの理由は以下の通り。

 

  1. 時間制限がない
  2. 試験中講義動画を視聴できる

 

順を追って説明しますね。

 

時間制限がない

 

まず、試験に時間制限がありません。つまり──。

 

 

「うーん、この問題わからないなー。よしっ、コーヒーブレイクでも挟むか」

 

コレがフツーに可能なのです。全50問一つひとつ、じっくり時間をかけることができますね。

 

とはいえ、わからない問題にいくら時間を費やしたところでわからないという現実を皆さんは学生時代イヤと云うほど突きつけられてきたはず──。

 

しかし、ご安心ください。というか、次の事実を知ったらもはや安心する他ないと云っていいです。

 

試験中講義動画を視聴できる

 

試験中別ウィンドウで講義動画を見直すことができます。なんならググれます。つまり──。

 

 

「接続助詞? 接続助詞って何だったかなー。ググるか」

 

コレが問題なくできてしまうのです。

 

冒頭で「本気で合格しようと思えば誰でも合格できます」と伝えたのはこのためです。時間無制限で実質カンニングあり。本気で合格しようと挑んで合格できないわけがないのです。

 

 

まとめ:WEBライター検定3級に合格できる人の特徴

 

本記事は「時間無制限で実質カンニングあり」を事実として述べているだけで推奨はしておりませんので。

 

「自分は実力だけで合格してやるし、なんなら試験中のコーヒーブレイクだってしない!」という気概の方は縛りプレイで挑んでもらって一向に構わないのですが──。

 

とどのつまり、お伝えしたいのは「わからないことがあれば随時調べて勉強する」という地道な取り組みをこなせる人なら誰でも合格できますということです。

 

「合格率5%以下」のワナ

 

「合格率5%以下」と訊くと、そもそも受験する気起きないよという人一定数いるのではないかと。「5%⁉ 受かるわけないじゃん!!」みたいな。

 

ただ、その実情は今回お伝えした通り。文法が苦手でもコツコツ調べものができる人であれば、合格はそう難しいものはありません。

 

数字はときに悪い方向へ働き、人の第一歩を妨げることさえあるので。合格率に怯まず、今後もクラウドワークスでwebライターとして働いてゆくよ~という方は取っておいて損はないかと思います。

 

一歩を踏み出すことにためらってしまうあなたはこちら

 

本記事を読んで、webライターという仕事に興味が湧いたという人も腕試しがてらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

ではまた。

私は家猫になりたい【人が猫を飼っているのではない】

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この記事はこんな方におすすめ
  • 猫を飼ってはみたものの猫に飼われているようでならない
  • 人はなぜ猫にこうも惹きつけられるのか

 

 

私は家猫になりたい【人が猫を飼っているのではない】

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私は家猫になりたい。

 

「おっ、ついに病んだか?」と思われている其処なあなた、安心しろはるけき昔からずっと2割くらい病んでる。いつでもリジェネならぬいつでも2割病みなので、返って大病を患わないみたいな。はい、云うまでもなく科学的根拠エビデンスはございません。

 

ネコ科最強の生き物=家猫説

 

さて、唐突なのですがネコ科最強の生き物と云えば何でしょう。

 

大抵の方はライオン──と即答なさるところでしょうが、じゃあそのライオンが現地球上で幅を利かせているかというとそんなことはないわけで。もちろん人間が環境に余計な手を加えたこともありますが、今やライオンはインドの森とアフリカの自然保護区という限られた環境でしか生きてはいけません。

 

一方の家猫は云わずもがな、もはや地球上のどこにでもいます。

 

百獣の王を出し抜き、繁栄したその個体数は全世界でなんと六億超え

 

猫は自ら人に飼われる道を選んだ

 

ではなぜに家猫がここまで地球を席巻できたのかと云いますと、彼らは早いうちから「人に飼われてやる」道を選んだわけです。

 

たとえば牛や豚は人に飼われ改良を施された結果、人に懐く家畜動物と相成りましたが、家猫は改良される前から人と共生する方向に進化を遂げた数少ない種──であると云われております。

 

そう、家猫は改良の末に野生──本能を失ったのではありません。本能を確かに残したまま人に飼われてやる道を選択したのです。

 

だから、偶にあるじゃないですか。自らお腹を無防備に晒してくる猫をモフモフしながら「野生はどうしたぁ~!」って云いたくなる瞬間。違うのです。あの仕草こそが家猫の野生の片鱗なのです。

 

むしろ深夜についついハイカロリーなモノを食べてしまう現生人類の方が「狩猟採集民だった頃のお前はどうしたぁ~!」とツッ込まれるべきなのです(云うて人間がハイカロリーに目がないのは狩猟採集民だった頃の名残なのですが、そのあたりはまた別の機会にお話しします)。

 

 

家猫が人類との共生を選んだワケ

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ではなぜに家猫は人類と共生する道を選んだのか──その背景にはネコ科動物特有の生きづらさがあります。

 

猫は真性肉食動物

 

皆さんは真性肉食動物という言葉をご存知でしょうか? これは文字通り生きていくために肉を食わなければならない生き物のことでして、猫がこれに当てはまります。

 

実際猫の歯を見ていただければわかると思うのですが、食物をすり潰す用の歯がございません。構造上、肉以外食う気がないわけですね。

 

人間目線で考えると「そっかー、生きていくうえで肉が欠かせないのかー」くらいの感覚であるやもしれませんが、野生動物目線で見るとそう悠長にも構えていられません。

 

肉は自然界で最も手に入りにくい栄養素といって過言ではないからです。

 

猫のタンパク質要求量

 

じゃあ猫はどれくらいの肉──すなわちタンパク質を摂取しないとダメなの? と訊かれたらこれが何と同じ体形の犬の3倍だそうで。子猫になると4倍必要とまで云われております。

 

加えて、ネコ科動物が生きていく上でどれくらいのお肉もとい草食動物が必要なのかと申しますと、こちらがネコ科動物体重1キログラムに対し、草食動物100キログラム

 

先ほどライオンは限られた環境でしか生きていけない──というお話をしましたが、あれは人間の環境破壊以前に、そもそもネコ科動物の生きてく条件シビアじゃね? という意味合いも含んでおります。

 

ネコ科動物が「群れ」を作らないワケ

 

ネコ科動物が「群れ」を作らない理由のひとつはコレでして。生きていくために肉を食う他ないわけですから、イヌ科動物のように「群れ」を成していたのでは自分の食べる肉が足りなくなってしまうのです。

 

「あれ? でも、群れているライオンってドキュメンタリーでよく見るじゃん?」と思った方。あれは一匹のオスを中心とした数匹のメスとその子どもたち──ハーレムという名の単独の家系ですので、「群れ」ではないのです。

 

ちなみに公園に野良猫が集まっているのも「群れ」ではありません。

あれは「ここにいた方がエサをもらえる可能性が高い」という個々の判断から集まっているだけです。

猫ってホント理想的な距離感を体現しているよなと思うのですが、いかがか。

 

それゆえ、家猫って人類と共生する道──飼われてやる道を選択したのではないかなぁと。

 

定期的にエサをくれるし、可愛がってくれる"生き物"が傍にいたいというのであれば、一緒にいるに越したことないじゃないですか。

 

 

人類は家猫に支配されている

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いや、実際考えてみてくださいよ。たとえば犬ってもちろん愛玩目的で飼われているものもいますけど、中には警察犬とか盲導犬とか何らかの社会貢献的な目的のもと躾をされている犬もいるじゃないですか。牛や豚だってほぼ畜産目的でしょうし。

 

その点、猫ってどうです? 愛玩特化型じゃないですか? 愛玩特化型って我ながら中々のパワーワードですけど、兎角しつけてどうこうしようという類の生き物ではないじゃないですか。

 

家猫を飼う人間側最大のメリット「ただただ愛でたい」ってもうコレ、猫側飼われてやってるでしょ。

 

猫の癒し効果は寄生虫によるマインドコントロール

 

さらにトキソプラズマと云って基本猫の腸内からしか生まれないとされる寄生虫がいるのだけれど、こちら猫のフンなどからネズミに感染しますとドーパミンの分泌を狂わせてヒャッハー状態にする効果がある──と云われておりまして。

 

本来なら猫を警戒するネズミをヒャッハー状態にすることで、労せず捕まえられるというわけです。

 

で、このトキソプラズマもしかしたら人間のドーパミン系にもある程度影響与えてるんじゃね? と考える学者さんもおるわけでして。

 

だから、よくいるじゃないですか。愛猫に対して赤ちゃん言葉で話しかけちゃう人。愛猫相手じゃなくてもフツーにいますけど。

 

アレ、実はトキソプラズマドーパミンの分泌狂わされてんじゃね? もしかしたら人類って猫を飼っているつもりが、貴重なたんぱく質確保要員として猫に飼われているんじゃね? などとも考えられるわけですよ。まあ、可愛いからイイか(脳死)。

 

猫とトキソプラズマについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事をおすすめしておきます。

 

猫が人を元気にする理由は寄生虫によるマインドコントロールかもしれないという仮説(欧米研究)

 

というわけでタイトルの伏線を回収しておきますと、私も可愛がってもらえる方に進化したかったなぁ~と、そういうお話でした。

 

子猫なんてルンバに乗ってウィーンとしているだけで可愛いじゃないですか。動画にしてが持つじゃないですか。

 

私だってルンバに乗ったら可愛いし。そんなことないか。

 

ではまた~。

【2020年】衝撃だったおすすめweb小説5選【カクヨム】

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この記事はこんな方におすすめ
  • カクヨムでおすすめのweb小説を探している
  • カクヨムでおすすめのweb小説家を探している
  • 年末年始読んで過ごすにふさわしいおすすめweb小説があれば知りたい

 

【2020年】衝撃だったおすすめweb小説5選【カクヨム

 

タイトルにある通り、読んだとき衝撃を受けた作品を5つご紹介します。作品が公開されているサイトはいずれもカクヨム、ジャンルはバラバラです。

 

ネタバレらしいネタバレはありません。気になった作品は各作品タイトルのリンクからどうぞ。

 

 

おすすめweb小説① 『先輩』

 

 

【作品情報】

 

『先輩』 作者 辰井圭斗

 

【紹介文】

 

私と三人の先輩の話。

 

感想

 

積み重ねを成形したのではなく、積み重ねがそのまま生み落とされたみたいな作品。良い意味で作為の痕跡を感じ取れませんでした。「難なく書きました」と云われたら「難なく書いたのでしょうね」と頷かざるを得ない印象。

 

この場合、何も積み重ねを成形したもの──起承転結の成っているそれが悪いと云っているのではなく。それこそ「少年漫画より少女漫画の方が面白い」と主張するくらい不毛なので。これは、単に私の好き嫌いの話。作為って徹底しないとどこか臆病ですので。

 

兎角文章が自由でした。だから、好きです。

 

才能は遺伝的要素として事実あるもので──とはいえ、作品の良し悪しを語る上でそこに触れるのは何だかナンセンスな気がしたから。

あえて言及してこなかったのけれど、本作においては触れざるを得ないよなぁ──と感じたので結びでちらと触れた。そんな作品です。

 

 

 

おすすめweb小説② 『波羅蜜

 

 

【作品情報】

 

『波羅蜜』 作者 私は柴犬になりたい

 

【紹介文】

 

なし

 

感想

 

文字に彩が見えました。「まーた何か云ってますよこの人」という反応は認める。日本の曼陀羅ではなくチベットのタンカを彷彿させるどぎつい彩。

 

世の中巧い物書きは大勢いると思うのだけれど、私の知る限り次にどんな作品を書くのかマジで読めない人。

 

ぶっちゃけ巧い人でもある程度数集まったら「ああ、今回はその方向性ね」というのあるじゃないですか。それが読めない。カメレオン俳優ならぬカメレオン作家だと思います。

 

引き出しの数が多いと云うより、一つの引き出しの底が見えないイメージ。執筆間隔が空いたなと思ったら、しっかり空けた分の詰まった作品を投稿する人(柴犬?)だと思います。

 

 

 

おすすめweb小説③ 『短篇集 昊の滴』

 

 

【作品情報】

 

『短篇集 昊の滴』 作者 濱口 佳和

 

【紹介文】

 

1話が1000字ほどの短編集です。

 

舞台は日常に似た架空の場や、非日常の地球と地球外の惑星です。

 

脈絡なく追加する予定。

 

感想

 

作品によって、もしかしたら人物描写って些末事なのかもね──と思わされたことは何度かあったけれど、そもそも性別の描写さえなくても何とかなるもんだな、むしろ物によってはない方が良いのでは? という新たな見解を与えてくれた作品。

 

補足しておくと、描写しないことによる空白をいたずらにつくればいいというお話ではなく。件の作品の場合、空白が作品を引き立てる方向に機能しているから凄いわけで。

 

とても良い削ぎ落しを見た。フレームの外に広がりがあった。そんな印象。

 

「読者の想像力に委ねる」と云えば聞こえはいいけれど、「ちょっと委ね過ぎじゃない?」と思う作品もあるわけで。

本作その空白の塩梅が丁度良いのです。極端な話、空白に想像巡らせるまでもないというか、巡らせずとも読後が何だか心地いい。

 

 

 

おすすめweb小説④ 『死生活』

 

 

【作品情報】

 

『死生活』 作者 朔之蛍

 

【紹介文】

 

ちょっとコミュ障なことを除けば、どこにでもいる普通の女子生徒はるかは少なくも仲のよい友人達とごく平凡な学生生活を送っていました。
そんな平凡な生活が、隣の席にきたちょっと変わった転校生によってほんの少し変わります。
生と死の感覚がちょっぴり変わった世界で紡がれる、あんまりハートフルではないけれど、ちょこっとだけハートフルな感じもするストーリーです。

 

覗いてみたい、あの子の私(死)生活。

 

※少しグロい描写があるので、苦手な人は注意してください。

 

感想

 

正直に云って、平成20年頃の日本小説ホラー大賞なら普通に取れるセンスだと思います。

 

ちなみに「平成20年頃」と期間を絞ったのは、かく云う私がその頃の大賞作品しか読んだことがないからです。『少女禁区』『保健室登校』が通ったあの年代ならマジで通ったのではないかと。

 

読んで面白かったのはもちろんのこと、フツーに羨ましいなと思えるセンス。

随所に痺れるシーンがあるのだが、特段痺れたのは黒子。次点で弟。なぜアレが思いついたし。「こんな作品が読みたかった!」というより「こんな作品を書きたかった!」という気持ちの方が強め。

 

 

 

おすすめweb小説⑤ 『かげひなたになる』

 

 

【作品情報】

 

『かげひなたになる』 作者 神田暁一郎

 

【紹介文】

 

コンビニエンスストアで店長を務めるアラサー男子の河本広巳。

 

仕事熱心で従業員からの信頼も厚い広巳だったが、彼には人に言えない秘密があった。

 

その秘密とは――女子高生に身を扮した女の子とイチャコラできる風俗遊び、JKリフレの常連客だということ!

 

アラサー男子とニセモノJKが織り成す、ラブコメの皮を被ったヒューマンドラマ作品でございます!

 

甘さの中にも苦みを宿した、言わば「微糖ラブコメ」とも呼ぶべきジャンルを目指して書き上げました!

 

甘々な作品に砂を吐かされすぎて、すっかり口の中ジャリジャリになっておられる方々、口をゆすぐつもりで一読いかがでしょう?

 

普段は敬遠しているニガいコーヒーを背伸びして飲んでみる、そんな気まぐれが新たな発見をもたらすかもしれませんよ!

 

感想

 

「いや、コレちょっと手加えたら通るとこ通るヤツですやん草」とか思ってたら、ホントに改稿版がGA文庫大賞取った作品。

 

おめでとう暁一郎(ちなみに「ぎょういちろう」と読むらしい)。出たら買います。

 

読後、所謂小説通が「ほう、コレはいいものですね──」と顎を撫でつけて終わるのではなく、「現代人」という幅広くも確実に"居る"層がメインターゲットとしてあっさり想像できたので。

 

「これはもしかするのでは?」と思ったら、ホントにもしかした作品。

陽キャにも陰キャにも振り切れない、それなりを生きている人には殊更刺さるだろうなぁ──というお話。

 

 

 

まとめ:おすすめweb小説を読む前に

 

最後にお決まりの文言を張って締め括りたいと思います。

 

おねがい

本体は上記リンク先の「作品」であり、当ブログはあくまでオマケです。

作品を読んでちょっとでも「面白い」と思ったら、ブックマーク・ポイント評価をよろしくお願いします。

それが、書き手の明日の糧につながるかもしれません。

 

ではまた。

ドコモ・ソフトバンク・au3社の新料金プラン比較してみた【元ドコモ店員に学ぶ】

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この記事はこんな方におすすめ
  • auの新料金プラン「povo(ポヴォ)」について知りたい
  • ドコモ・ソフトバンクau、携帯3社の新プラン結局どこがおすすめ?

 

今回も元ドコモ店員である山dさんの動画を参考に解説します。よろしくお願い致します。

 

 

au新プラン「povo(ポヴォ)」

 

au新プランやっと出ましたね。

 

povo(ポヴォ)
  • 月額2480円
  • 月間データ容量20GB
  • 通話料30秒ごと20円
  • オプション可能

 

500円分安い代わりに5分制限無料通話がないといった感じですね。

 

ここに500円プラスすることで他社と同様のプランにできる=5分以内の通話がかけ放題になるという柔軟性があります。

 

他社の対抗馬となり得る良プランですね。

 

携帯3社のネーミングセンス

 

しかし、各社名前のクセが強いですね(笑)

 

 

ソフトバンク on lineに関しては単純にググりにくいんですよね。カタカナでググるソフトバンクオンライン手続きがトップに出てきてしまうのです。

 

何はともあれ携帯3大キャリアの新プランようやっとそろい踏みです。

 

余談ですが、auさんやっとセットプランからAmazonプライムやネットフリックス切り離しましたね。

実際「それ無くていいからもうちょっと安くならない?」という声はあったようですし。

 

 

ドコモ・ソフトバンク・au3社の携帯料金比較

 

では、改めてドコモ・ソフトバンク・au3社の新プランを比較してみましょう。

 

3社とも2021年3月スタートを予定しています。

 

 

ドコモ新プラン「ahamo」

 

  • 月額2480円
  • 月間データ容量20GB
  • 通話5分無料
  • 超過分30秒20円
  • そのまま海外利用可能

 

ahamoはそのまま海外利用が可能

 

月1回でも海外に行く用事ありそうという方はahamoをおすすします。

 

海外用のプランやオプションに変えたとしても、大体国内で使うよりも最低1000円2000円多くかかってしまうケースがほとんどですので。また、そもそも海外用のプランやオプションの存在さえ知らず、何百万を請求されたという人も過去にはいたとのこと。

 

なので、そうした懸念なく海外でも日本と同じように利用できるというのは大きなメリットです。

 

もっとも今のご時世このメリットを存分に活かすのはやや難しそうな気がしますが

 

ahamo奥の手? dカード割引の可能性

 

また、ahamoはdカード割引の可能性を残しています

 

情報としてあまり開示されてはいませんが、コールセンターの方の回答によると「dカード割引については検討中」とのこと。とはいえ、あったとしてそこまで割引額は多くないでしょうし、そもそもないかもしれませんので。

 

それくらいに考えておいた方が良いかもしれません。

 

ahamoについて知りたい方はこちら

 

 

ソフトバンク新プラン「ソフトバンク on line」

 

  • 月額2480円
  • 月間データ容量20GB
  • 通話5分無料
  • 超過分30秒20円
  • LINEの通信ノーカウント

 

LINEの通信ノーカウントは本当にお得なのか

 

「LINEの通信ノーカウント」が最大の特長なわけですが、そもそもLINEって通信量そこまでかからないそうで。

 

山dさん曰く「1時間のLINE通話でも20MB(メガ)。1時間のビデオ通話で300MB程度」とのこと。

 

つまり、LINEでビデオ通話が多い人向けのプランなのかな? と思いきや、ソフトバンク on lineの詳細を見てみますとLINEトーク/LINE通話のノーカウントは予定していますとある一方、ビデオ通話ノーカウントにしますとはどこにも記述がありませんので。

 

そもそも外でビデオ通話している人自体そんなに見かけなくないです? 

 

家でやるにしてもWi-Fiあるでしょうし、そうなるとLINEの通信ノーカウントがもたらす恩恵って実はそこまで大きくないのでは? 

 

ただ、ノーカウントはノーカウントなので、間違いなくメリットではあります。

 

インフラがHUAWEIファーウェイ)というネック

 

あと、インフラがファーウェイということも頭の片隅に留めておきましょう。

 

こういうこと書くと「中国のこと悪く言ってる~」という声が上がりそうですが、やはり気にする人は気にするようで。

 

山dさん曰くソフトバンクに乗り換えたあとインフラがファーウェイだと知って「そうと知ってたら乗り換えなかったのに!」と声を上げたお客様も過去にはいたそう(笑)

 

現状は、あくまで情報を取られているかもしれないという未確定事項があるのみ

 

ただ、気にする人は気にするので事実として知ってはおいてくださいね~とのこと。

 

ソフトバンク on LINEについて知りたい方はこちら

 

 

au新プラン「povo(ポヴォ)」

 

  • 月額2480円
  • 月間データ容量20GB
  • 通話料30秒ごと20円
  • 通話5分無料オプション(+500円)etc

 

「他社と比べてたった500円安いだけかぁ」と思うかもしれませんが、年間6000円と考えると無視できない金額ですよね。

 

月額500円で「5分以内かけ放題」

 

通話料が30秒ごとに20円かかる一方、500円プラスすると他社と同様・同額のプランになります。

 

「全く通話しないのに問答無用で5分通話無料ついてくるの何だかなぁ~」とモヤモヤしていた方にとっては嬉しいですね。通話が多い人はオプションつけたらいいですし、少ない人は外したらいい。

 

もっともこの"柔軟性"は今後他社も取り入れる可能性が高そうですが。

 

200円の追加料金で「データ使い放題 24時間」

 

200円の追加料金でデータ通信が20GBとは別に24時間使い放題となります。

 

こちらのオプション、auカスタマーサービスの方によればテザリング通信制限ありませんよとのこと

 

この点を踏まえると、国内で普通に使う分には3社の中で一番いいかもしれません。

 

ただ、auさんあの複雑過ぎる例のプランの印象が強いせいなのか、SNS等見る限りそこまで「au最高!」とはなっていないようですね(笑)

 

 

とはいえ、冷静に比較する限り3社の中でも優れたプランであることは間違いないでしょう。

 

これから3社乗り換え合戦が始まるのでしょうが、キャリアメールが使えなくなるなど各プランごとに注意事項もありますので、本当に変更する場合はそういうところも気を付けてくださいね~

 

ではまた。

「#RTした人の小説を読みにいく」で自作を読んでほしい人が注意すべき4つのこと

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この記事はこんな方におすすめ

  • 「#RTした人の小説を読みにいく」を使っているけれど、自作を最後まで読んでもらえない
  • 面白い面白くない以外で自作を途中切りされる理由を知りたい
  • 「#RTした人の小説を読みに行く」でツイートしているこの人、ホントに読んでくれる?

 

私が「#RTした人の小説を読みにいく」「#小説読むよ」などのタグを利用したとき、面白い面白くない以前に、

 

「もうこの作品読まなくてよくない?」

 

と思ってしまう瞬間がいくつかあったので、まとめてみました。

 

 

誤字脱字衍字に注意する

 

 

ひとつめは、誤字脱字衍字に注意するです。

 

衍字とは「語句の中に誤って混入した不要の字」ですね。

「○○がが~」とか「××はは~」とかそんな感じです。

 

大事なのは誤字の類が一切ないことではない

 

これに関しては当たり前と云えば当たり前のことなのですが、大切なのは何も誤字脱字衍字が一切ないことではないのです。

 

たとえば私だって、過去に自作──『安定限界』で『銀河鉄道の夜』を『銀"貨"鉄道の夜』と誤表記してご指摘を受けるという赤っ恥をかいておるわけでして。

 

 

一口にweb小説やエッセイを書いていると云っても、色んな価値観の物書きがいます。

 

自分からは宣伝せず、読みたければどうぞご勝手に──というスタンスの方だって大勢います。

 

そういう人の作品に、ぽつりと紛れている誤字の類ならいいと思うのです。

 

問題は

 

「良ければ読んでください!」

 

と差し出した連載小説であるにもかかわらず、エピソード毎に3か所以上も誤字の類が混入している──といったようなケースでして。

 

いくら誤字の類を見つけるのが生きがいの方でも多過ぎると作業と化してきますので。

 

そうなると、もはや読書じゃないじゃないですか。成果報酬ゼロ円の作業を嬉々としてやってくれるような人は基本いません。

 

せめて「良ければ読んでください!」と云う前に、誤字脱字衍字がないかをチェックしましょう。

 

 

裏の目的を推察する【この人は本当に自作を読んでくれるのか】

 

 

ふたつめは、裏の目的を推察するです。

 

とどのつまり「#RTした人の小説を読みに行く」でツイートしているその人がホントに自分の作品を読んでくれる人かどうか見定める必要があります。

 

あなたもとっくに気づいてはいるでしょうが、「#小説読むよ」or「#RTした人の小説を読みにいく」を使って「勉強させてください!」と本心から云っている人はまずいません。

 

なので、相手が本心から「小説を読みたい」「小説を読んでもいい」と思って「#RTした人の小説を読みにいく」とツイートしているのか推量する必要があります(もちろん脳死RTが最適解では? という見方もあるでしょうが、周囲にあまり良いイメージを与えないのでおすすめしません。詳しくは後述)。

 

私が「#RTした人の小説を読みにいく」を使う2つの目的

 

たとえば私の場合、件のハッシュタグを用いる裏の目的はふたつです。

 

  • 自身のブログの宣伝
  • 応援したい物書きを探したい

 

一つめに関しては、より正確に云うとブログ自体の宣伝ではなく、「創作界隈にこんな活動をしている人がいるんだよ」というアピールです。

 

ブログや音声メディアなど、自分がやっていない宣伝ツールを持っている人を見かけたら「自作を気に入ってもらえたら何かイイことあるかも!」と思う人は少なからずいるじゃないですか。そういうことです。

 

二つめは、応援したいと思わせてくれる物書きを手っ取り早く探し当てたいからです。

 

とどのつまり、現時点そこまで面白くなかったとしてもこの人のあり方は応援したい、何らかの形で開花してほしいと思わせられるかどうかが大事なのです。

 

そこまで推し測るのは面倒──と思われる方もいるやもしれませんが、人は自分が助けた人をどんどん好きになる生きものです。

 

特にSNSを(主に宣伝目的で)使っている人にとって

 

こんなスタンスの私をどうか応援してね

 

というタイプの自己PRは大切です。

 

この辺りは、先に挙げた誤字の類と関係してくるところもあります。

 

誤字脱字衍字が少ないだけで「この人は小説に対して真面目な人なんだな」という好印象を与えることもできるので。

 

SNSで自作の宣伝をする方に苦手意識のある方はこちら

 

【物書きとブロガー】二足の草鞋を履いてわかったこと

ことSNSにおいて、創作垢のいいね&RTは個人の人気に大きく左右されます("人気"と書くとやや響きがアレですが、結局その人のあり方が書き手として応援したいかどうかが物を云うという印象)。

ブロガー垢は「#ブログ初心者」「#ブログ更新」などをつけておけばまあまあ伸びる──という印象ですが、創作垢界隈のいいね&RTは「普段から仲良くしている」人のツイートに集まりがちです。

「どの界隈もそうじゃない?」と思われるかもしれませんが、ブロガー垢は上記タグがついているツイートにはとりあえずいいねしとけみたいな"文化"がある一方、創作垢にはそういった"文化"がない──あったとしても希薄ですので。

SNSから人気を博したいのであれば、やはり好かれる術を知るに越したことはないです。

 

好かれる感想を書きたい方はこちら

 

この辺りは、創作垢からいいね&RTされやすいツイートの内容を分析するのも一興かなと思います。

 

些かいやらしく聞こえるかもしれませんが、「他人から共感を得やすい発言」「多くの賛同を得やすい発言」というのはコミュニティごとに異なりますし、学んでおいて損はないかと。

 

「#RTした人の小説を読みにいく」が使われている理由を考える

 

このアカウントが、このハッシュタグを使って発信している裏の目的は何なんだろう──というのをまず考えてみましょう。

 

ぶっちゃけ「勉強させてください!」が目的だとしたら「ジャンルは問いません」は怪しいじゃないですか? 勉強したいと云っているのに的が絞れていないのはあまりに非効率かつ不自然ですし。 

 

と云いますか、心底勉強したいと思っているのであれば、他に読むべきものはたくさんあるわけで。

 

 

自分は「何故それを読んでほしいのか」を見つめ直す

 

 

三つめに「よければ読んでください!」と差し出す前に、自分が「何故それを読んでほしいのか」を考えてみましょう。

 

たとえば──これは実際にあったケースなのですが、三~四か月前に更新ストップしている連載小説(加えて第一部完結済みとかではなく、大して連載も溜まっていない)を「良ければ読んでください!」と差し出してくる方がいらっしゃいまして。

 

大変申し訳ないのですが、素直に理解に苦しみましたね。

 

読者はひとりの生きた人間である

 

自分がどうしてそれを読んでほしいのか、読んでどうしてほしいのか、何を得たいと思っているのかを見つめ直すことも大切なのですが、その作品を差し出された相手がどう思うかも考えてみましょう。

 

少なくとも良い気分になる人はいないと思います。

 

あなたが「良ければ読んでください!」と自作を差し出す相手は「ノベルリーディングマシーン」ではなく「あなたの小説を読む人間」なのです。

 

 

自作を読んでくれた人を憶える

 

最後に、こちら「#RTした人の小説を読みにいく」関連で偶に交わされるやりとりなのですが──

 

 「良ければ読んでください!」

 「以前、読ませていただきましたよ」

 

「#RTした人の小説を読みにいく」で自作を読んでくれた人くらいは流石に憶えましょう

 

物書きどうこう以前に人として失礼過ぎるので。

 

ちなみに私が同じ目に遭ったらそっとミュートします。

 

 

まとめ:読んでほしいという思いが先走り過ぎていないか

 

 

こちらの作品、第13回GA文庫大賞(前期)にて受賞をされまして。

 

その旧作がカクヨムにて公開されているのですが、星の数は2020年11月時点で「41」です。

 

この事実から学ぶことって色々あるよなーと私は思っていて。

 

たとえば「自分、プロの作家を目指してます!」とプロフィールに書いた方で「#RTした人の小説を読みに行く」や「#小説読むよ」をRTしまくっている方いるじゃないですか。

 

とにかくたくさんの人に読んでもらわないと! たくさん評価を集めてランキングを上り詰めないことには始まらない!

 

本当にそうなのかなぁ──と。もちろんプロになった段階ですでに一定数のファンを抱えているという状態は強いと思います。それが狙いでやっているのかもしれません。

 

ただ──これは質問なのですが「#RTした人の小説を読みに行く」や「#小説読むよ」をRTしまくっているアカウント見て「この人とこの人の書く作品を応援したい!」と思ったことってありますか?

 

私は全くないのですよ。

 

一概に悪いとまでは云いませんが、恐らく良い印象を抱く人もいないのではないかなぁと。

 

読者は「ノベルリーディングマシーン」ではない

 

所謂スコッパーも決して「面白い作品を掘り当てるマシーン」ではないのです。

 

「面白い作品を掘り当てる人間」なのです。

 

人間である以上、「面白い作品を書くけど人柄があまりよろしくない人」と「面白い作品を書く愛想のよい人」だったらどうしても後者を応援したい気持ちになります。

 

「つまり面白い小説を目指す前に愛され体質になれと?」

 

と思う方もいるやもしれませんが、一概にそういうことではなく。

 

ただ、特に理由もない「読んでほしい」という気持ちが先走るあまり、大事なものを見失っていませんかということでして。

 

「#RTした人の小説を読みに行く」や「#小説読むよ」をRTしまくるのは構いません。

 

ただ、あなたが「良ければ読んで下さい!」と自作を差し出すその人は、あなたにとって都合のいい「ノベルリーディングマシーン」や「レビューライティングマシーン」ではないのです。

 

愛され体質を目指すのではなく、画面の向こうに作品を読む人間がいることを想定した上で「良ければ読んでください!」と云える書き手を目指しませんか? というお話でした。

 

そういう当たり前の積み重ねが、良い意味で作品に反映される部分もあるのではないかなぁと思います。

 

ではまた~。